つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

嵐がくるよ、そして行ってしまう

午後同僚とすれ違ったときに、元同居人に内定を出したという話をされた。せっかくだからうちに来てほしいけれど、いきなり「内定が出たらしいじゃん」という話をするのも不自然だろう。折を見て様子を見てくれないか、と。その頃にはすでに元同居人から、内…

雲はまるで燃えるような紫

朝家を出るとき、二台あるエレベーターの内、鏡がある方に乗った。鏡を見ると、鼻毛がびっくりするほど出ていた。思わず鼻に手をやると、小指から流れる血が見えた。ああもうダメだとぼやいた。口ずさむ気も起きなかったけれど。 昼。いつものように男ばかり…

そして終わり

家に帰った。ストールをパジャマの上に巻いてパソコンに向かっている。とても暖かい。 結局TITLEのバックナンバーも買ってしまった。特集は「ショコラの楽園へようこそ!」。TITLEは普段はさして面白いとも思わないのに、食べ物特集のときだけ必ず買ってしま…

懐かしい友達とすれ違い

Book1stに向かって歩いていたら友達とすれ違った。中学から大学まで同じだった友達と出くわしてしまうと一瞬何と呼んでいいか困ることがある。でも今日はちゃんと呼び止めることができた。 彼は今、噴水にはまっているらしい。噴水業界では別府は熱い街だそ…

気が遠くなるほど久しぶりに服を買い

アニエスbですらその年にしてはカジュアルすぎるとかつて言われた。そんなことは忘れて、昨日から気になっていた麻のストールを買う。青味を帯びた白で、麻なのにとてもやわらかい。 もうすぐ春だ。使う機会はあるのか。春用だからいいの。そう自分を納得さ…

ほんの少し昔のバックナンバーを求め

買い逃したBRUTUSは渋谷のBook1stまで行けばあるらしい。どうせCDも返さないといけなかったので渋谷まで自転車をこぐ。もう日が落ち始めている。日比谷図書館の食堂に一度行ってみたいと思っていたのだけれど、今日も結局行けずじまいだった。 BRUTUSはコー…

ディスコミュニケーション

それでいいのですか?

あまりにも浴室でCoccoばかり聞いていてすっかり視界がけもの道になっていたので、渋谷でCDを借りて帰る。SOUL'd OUTのアルバム。Diggy-MO'の声はとても好きだ。 なのにより子まで借りてしまったのはなぜでしょう。直球すぎて共感のしようもないはずの歌詞も…

グランドフィナーレ

寒くて外に出ないでいると日が落ちてますます寒くなる。とても眠い。どうやらこのまま休日が一日つぶれるらしいと思うといいようのない恐怖感に襲われた。貼るカイロを背中に貼って外に出る。熱を放つのはカイロだけ。電池を背負って歩いているような気がす…

みなくていいものがあったの

サラリーマン適性

金曜日に別の部署にいる同期からメールが来ていた。その部署でも会議の議事録を作っているが、先日の会議に出席した担当者はなかなか議事録を作らない。ようやく作り始めたと思ったら、どうもメモなどではなく、何かプリントアウトされたものを見ながら作っ…

研修

昼過ぎてようやく復活してきた上司に見送られつつ研修に行く。 会長の話を聞くだけの研修。久々に会う同期もたくさんいる。もっとも顔がわかるのはそんなに多くない。 半分は眠っていた。つまり半分は起きていた。会長の話はいつも面白い。いくら僕が大して…

史上最大のピンチ

今日の午後は丸々研修で僕はいない。仕事は同僚にお任せ。 そのつもりだったが、始業ぎりぎりにやってきた同僚は顔色が明らかに悪い。人の体調に鈍感な僕ですら一瞬で気付いたほど。半ば強制的に診療所に行かされた彼女が持ち帰ったのは、インフルエンザの診…

通勤途中

車道の真ん中にドアが落ちていた。ガラスはもちろん割れている。 なぜドア?

そしてあなたのハッピーは

スタディルームに寄り、キッチンストリートでカレーを食べて帰った。それにしても幸せそうだったなあ。しかしマカロンで良かったのか。良いわけないな。そんなことを思いながら、九月病を読んで眠る。明日からまた仕事だ。

英国ドールハウス展

ちょっと遅刻気味に東京大丸に集合。後輩の女の子たちとドールハウス展の見物に行く。 最近読んだ北村薫の小説でもドールハウスが出てきましたねえ、くらいの極めて低い問題意識で臨んだドールハウス展は想像を絶する愉快さ。最初はドールハウスを見ていたが…

初めてのコミティア

国際展示場正門でゆりかもめを降りる。ワンダーフェスティバルもやっているらしい。それにしても、本当に何でみんな口調が似ているのだろうか。男女それぞれ3種類くらいしかないような気がする。魚屋だのホストだのがそうなるのはわかるのだけれど。 着いた…

アンリ=シャルパンティエのマカロン

手ぶらで出かけるわけにもいかない。OAZOのドゥバイヨルにでも寄ってから行こう。そう思っていたらOAZOは全館休業だった。なんで百貨店が日曜休みなんだ、と憤るがしかしOAZOは百貨店ではない。大体自分だって、日曜日の朝9時の丸善に客が自分一人しかいない…

ただ一つのありふれた名前と街

お祝いだらけ

部屋を出てタリーズコーヒーでしばらく話す。今度先輩は職階も上がることになったらしい。おめでとうございます。ところで何で引っ越し先が西新橋なのですか。転職先に近いから。 そう言って先輩は超大手企業の名を挙げた。歩いて通える距離に住みたかった、…

西新橋

早めについたのでベローチェでコーヒーを飲みながら読書。新橋も神田同様ベローチェの密集地帯。しかし土曜日の生活感のなさは神田の比ではない。東京タワーが見える。先輩もよくこんなところに家を見つけたものだ。 先輩と合流して新居へ。こぎれいな部屋だ…

伊勢ろくの親子丼

うちの会社には役職と職階とがある。先日遠くの部署にいる先輩の役職が劇的に上がったので、お祝いをかねて情報交換をしようと思っていた。なかなか予定が合わず、ようやく今日会うことに。 約束は17時なのでゆっくり起きる。だらだらしていたら携帯が震えた…

電車の中吊り広告をしばらく見ていなかった

代理

昨日マネージャーのミーティングから戻った上司はこっそり僕らに情報をくれた。まだオフレコですが、近々部署ごと移転することになります。 数十分後、マネージャーミーティングの議事録が送られてくる。もちろん全ての議論を載せているわけはないが、一メン…

転職する同期の送別会。最終出社は金曜だけど。 その同期と飲みたいという人がいた。辞めることは知らない。 送別会はいつやるのかと聞いてみたのが月曜。送別会やるなら行きたいですと言ったのも月曜。水曜日にやるという返事が来たのも月曜なら、少人数で…

珍しくもない

一応学生街だから食べるところはたくさんあるはずなのに全然覚えていなかった。いろいろ思い出もあるはずだけど、どうやら死の床で思い出す若き日の思い出リストには入ってこない種類のものであったらしい。 懐かしい食堂で懐かしい肉を食べ、店員の目を気に…

珍しい

終わるはずの仕事が終わらない。頭の中ではとっくに終わっている仕事。手を動かしているだけ。その間頭は何も働いていない。こういうのを仕事が予想以上に多かった、というのだろうか? 会社を出てそのまま電車に乗り、揺られながら携帯メールに返信を作る。…

退社後

期待しているのか。期待しないとそれはもはや何でも無くなってしまうから、期待しなければいけないと思い込んでいるだけなのか。だんだんわからなくなってきちゃった。家のポストにも何も入っていないし、メールも来ない。ポストは2回見たけれど。 MOGUの上…

会議前

上司と二人っきりで話をすることは全くない。例外は月に一度の個人面談と、僕が議事録当番になった会議の前。その日は午後一で始まる会議の準備をするため早めに昼休みを取る必要がある。さすがに別々にご飯を食べようとはしない。 昨日チョコレートを買おう…

幸福な食卓

もらいもののチョコレートでカロリーを確保すると午後になる。つつましいことだ。今年食べた中で一番高価な昼食だけど。 ダ・ヴィンチを少し読んでは止め、少し読んでは止め。その繰り返しで襲い来る退屈への引き伸ばし策を講じていたら、瀬尾まい子さんの本…