つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

サラリーマン適性

 金曜日に別の部署にいる同期からメールが来ていた。その部署でも会議の議事録を作っているが、先日の会議に出席した担当者はなかなか議事録を作らない。ようやく作り始めたと思ったら、どうもメモなどではなく、何かプリントアウトされたものを見ながら作っているようだ。そちらで作成した議事録を渡したりしているか?という問い合わせ。
 渡してないよ、と回答。毎回「臨場感がある」「読み進めるのが楽しみ」「超ウケる」と極めて好評な僕の議事録だが、ついに盗作までされるようになったらしい。嬉しすぎて涙が出る。
 研修から戻って残務を処理した後、上司にメールを転送。同じ会議で二つの議事録を作るのは無駄です。まあそれはいいのですが、もっと問題なのは微妙に内容が異なる「公式記録」が複数存在することです。どちらかに統一すべきだとあちらのマネージャーに話をして頂けますか。話が通れば、コスト削減委員会に時間的コスト削減案としても提出できますし。
 しばらくして同期からまたメール。今マネージャーから話があって、こちらの部署では議事録を作らないことになった。これで議事録作成担当の木金の仕事は全くなくなった、と。
 へー僕が知らない内にそんなことに、と返信。心の底から楽しくて仕方がないということはよほどサラリーマンに向いているのだろう。「働くマン」が読みたい。