つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

間宮兄弟とホテルカクタス

扇風機の前に座り込み、冷えたプーアール茶をすすりながら本を読む。風鈴の音が聞こえてきそうだねえ、とすっかりくつろぎモード。 「間宮兄弟」。ちょっとやさぐれた人たちが、兄弟の前でいいひとになっちゃうのがとてもいい。実はいいひとでした、というよ…

うたたね

風邪を引いたときに食べたいものって何だろう、と今のうちから考えている。 昨日のカバンを開けたらどんぐりが出てくる出てくる。いつの間に仕込まれたのだろう。全然気づかなかった。これは萌えるところか?

私の友達とあなたは

夢の島植物園

最近職場では南の島の話も多く、その度に僕もどこかへ行きたいなと思う。こぼれ落ちんばかりの緑。咲き乱れる花。熱帯に行きたいな。もっとも、僕が抱いている熱帯のイメージってアーシアンのですけど。 あまりにもタイムリーなことに、夢の島熱帯植物園では…

モウセンゴケの話

ちょうど昨日職場で食虫植物の話をしていた。僕が幼稚園の頃、隣町のスーパーの3階にあったこども図書館で借りていた本は3種類。1つはバーバパパ。1つは機関車トーマス。もう1つは食虫植物の図鑑。 黒い蝿が、モウセンゴケの赤くて丸くて透明な粘液をつけた…

猜疑心の風化

昨日も送別会だった。送別会に呼んでもらえることが嬉しい。 テーブルをよく拭いて、小さなグラスに黄色のバラを飾った。黄色のバラは美しいなあ。花言葉に反して。いや、反していないのか。

生まれつき美しい物

「僕のなかの壊れていない部分」と「ライ麦畑でつかまえて」

昨日白石一文の「僕のなかの壊れていない部分」を読み終えた。自分は冷静で、自分は理論的で、自分は物事を深く考えていると思っている男が主人公。エリートサラリーマン。女を馬鹿にしつつ依存している上に、母親への憧憬付き。始末に負えない。ここまで徹…

午後は水遊び

とても天気がいいのだから屋外に行きたい。暑いから水と戯れたい。でも一人で屋外プールはちょっと無理。そういえば部屋も散らかっているな。 以上の条件より僕は明晰な結論を出した。それは網戸の掃除。霧を吹き、水を打つ。窓を拭く。磨く。疲れたらちょっ…

た喜ち

昨日に引き続きさわやかな夏の日。陽射しが強くて木陰が真っ黒。コントラストの強すぎる景色。そして僕は夏休み。予定はないけれど。 クリーニング屋に行き、大学の図書館に向かう。途中で一本会社に電話。大学の構内は暑くて広くて静か。電話の向こうではク…

かけがえのない日々のほとり

だから何が起こっているの

大分前に誘われたのにコンセプトも参加者も不明の飲み会。結局参加者3人。何も考えていなかったとのことでいきなりタクシー。鶯谷においしい焼肉屋があるのだという。しかし焼肉屋は満席。隣の焼肉屋へ。何なんだ。 焼肉を食べつつぐだぐだとおしゃべり。こ…

Your Next

ところで。体調不良もあって、私は9月末を以って休職します。チームは別のマネージャーのチームに吸収される予定です。 会話は途切れない。次の一言を発するのに無限の時間が流れたとしても。 そうですか、と溜息。つかぬことをお伺いしますが、おめでたい話…

Seek Out

昨日の帰宅命令の伴う騒動のせいで、僕だけ延期になった個人面談。眺めのいい面談室で、まずは溜息。 今月はみんな機嫌が悪くて大変でした。上司もご機嫌が悪そうでしたし。僕をリーダーにしても意外とチームが回らなかったからでしょう。 そうですね。ちょ…

逃亡くそたわけ

家に帰り、適当に着替えて散歩。雨も全然降っていなくて、傘を開いたり畳んだり。宇奈とこで500円のうな丼をゆっくり食べる。うなぎを食べていると世を捨てた気分になれるのはなぜだろう。 適当にBook1st。福岡に行ったときに平積みしてあった。地元だからか…

立ったまま内線

弱小とはいえ一応台風が迫っている。どうなるのかなと思っていたら17時30分を以って帰宅命令。えっと。当初の帰宅予定より早いですけれど、それって単に定時ですよね。 でも。時間内に片付ける仕事、明日に延ばす仕事、中止する仕事。無数の協議と決断が瞬間…

嵐が近づいています

今日の放課後

会社を今日辞める同期と鉢合わせ。連絡先を聞くことができた。たぶん二度と会わない。でも糸が残っていれば。 ベローチェで本を読みながらメール。嵐が近づいているらしい。

今日のだめな男

同僚がうざいメールに悩まされているという。一度心が弱っていたときに出来心ですがったのが運の尽き。彼は毎日メールを送ってくるようになった。最初はいいこと言うなと感心していた同僚もやがて気づく。こいつ本当は私のことわかっていないんじゃないの、…

今日の大手町

今月の給与計算もミスだらけでしおしお。休憩時間をずらして一人でご飯。アスファルトの歩道をとぼとぼ歩いて戻っていると、背の低い街路樹にめり込む灰色の物体。ワープロ専用機オアシスが、どうやらたぶん捨てられている。置いているのではないみたい。

今年もいよいよ

息子さんを追いかけて捕まえ、シュークリームの後に餃子を食べ、マクドナルドで一休みし、トイザらスを冷やかし。そしてさよなら。 一人渋谷に行き、「月の蔵」でビーチパーティの初会合。僕の知らないかっこいい人がいる、と思ったら相手は僕を知っていて恐…

池袋ナンジャタウン

サンシャイン60に行く用事がありそうでない。サンシャイン水族館に来たとき以来かなと思う。それって何年前だろう。そういえばこの間結婚した先輩の初デートがサンシャイン水族館だったらしいけれど。それよりも昔なのは間違いないんだね。はは。 女性と女子…

「君の別れ方も成長しないな」

カラオケに行って、夜の道を歩いて帰る。最近人が帰るのを引き止めなくなった。 今日の風呂のBGMは「月蝕グランギニョル」。

神田の地下の居酒屋で

刺身がとてもおいしい。でも盛り付けが下手。舟盛りの刺身には海草や小枝がたくさんあしらわれていて、でも下手。初めて作った家庭の御節のよう。これが知人の料理なら深いかなしみに包まれるところだけれど、外食のいいところは金の関係でしかないところ。…

約束だって守りたい

「忙しい」という言葉は何の言い訳にもならない。そう先輩は言った。その言葉をいつも胸に抱いて生きている。しかし正直、胸に抱いている言葉が多すぎると感じることもある。 守れない約束をしないために余裕を持った時間設定にしたが、ベローチェにたどりつ…

透かし彫りの扉を開け

金魚がウチにやってきた

目の上に巨大な水泡を抱えた金魚。過剰さが美しさに直結する時代はいい時代ですかそうではないですか。好みの問題だと思います。しかし兼六園の曲がりくねった松の木といい、江戸時代もなかなか始末が悪い。ヴィクトリア朝か。 金魚に対する理解が深まった。…

フロイドと夜桜

外にいるときはずっとこの曲ばかり。学園祭のステージで聴いてからずっと探したり忘れたりの宙ぶらりんだったのだけど、この度ようやく出会うことができた。「普通の恋」のカップリング曲。でもCDのジャケットには一切そんな表記はない。 不親切だね。「普通…

今日もいい天気

部屋でひなたぼっこ。ずっと日に当たっていたくても、部屋に差し込む西日はどんどん遠くなる。肌は日に焼けているはずだけど、色素が薄くなっていっているみたい。

休暇が終わろうとしていても