2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧
写真を撮りたいんですが、と声をかけてどいてもらう僕。ぱちりぱちり撮っていると後ろから「ひょっとして掲示板の最後を撮って回っているの」と訊かれる。海外で結婚したら公民権を停止されちゃって。運転免許しか権利を照明するものがない。窓口で言っても…
神田駅から電車に乗る。いつも目を楽しませてくれる神田駅の掲示板は3月1日をもって撤去されますとのこと。ふーん。っていうか明日か?1日2度もカメラ忘れを後悔する僕。 新宿に行き、渋谷に行き、家に帰り、カメラを持って。23時の神田駅。びっしりと掲示板…
「冬」大根じゃおでん。「春待ち」だから素敵。モスバーガーに来ること自体久しぶりだから、春待ち大根バーガーも食べたことがなかった。で食べる。一口目。口の中でパンと大根が溶け合う。というか当然溶け合わない。ヤベっ、としかし思ったのは刹那。次の…
モスバーガーで14時から限定発売される匠味バーガー。匠味と書いて「たくみ」と読む。子供の命名のような不自然な日本語。美しい日本語業界の人々のコメントを聞きたいところだねえ、と列に並びながら歌う。そこは秋葉原のモスバーガー。約束の10分前に着い…
EDIFICEに服を取りに行く。表参道から青山スパイラルビルに寄って、住宅街を抜けて明治通りに降りていく。意外と空が広い。空が広がる坂道が好きなのは−何のせいだろう? 春の匂いの中には夏の気配が含まれている。季節の変化がわかるようになったのはほぼ唯…
MONDO GROSSOを聴きながら湯船。キッチンに立って牛乳。指先にパレドール。優雅なホテル暮らしだな、というのが感想。東京に出てきてもうすぐ7年。郵便物の宛先を4回変えて、初めてたどりついた一人の生活。チョコレートは思ったより甘く、思ったより苦い。…
徒歩7分の会社から歩いて帰ってきたところ、プロバイダからの手紙が届いている。さっさと着替えて自転車で7分の秋葉原へ。ストレートケーブルを買いに行こう。 なぜか「東京日記」ISBN4-7837-2426-1と「ヴァギナ・モノローグ」ISBN4-560-04757-Xも買って帰る…
「喧嘩は負けろ」「金で解決」「気配は殺せ」がモットーの愛すべきわが一族。というかいつの間にそんなやりすぎな一族に。
表参道から渋谷まで母と妹を連れて歩く。どこから見ても新大学生・初の東京一人暮らしな僕。フトンとか買ってもらう。服も買ってもらう。EDIFICEで親に服を選んでもらう社会人男性。選んでもらいたかったわけじゃないが親の方がセンスが良かった。最低だ。
六本木ヒルズ内の数少ないトイレの1つに、当たり前だが母と妹と別れて入る。目の前に肌色の男がいる。肌色なのは服を着ていないからだ。何でこんなことを再確認しないといけないのか。よく週刊誌とかであるようにメイクラブでもしていてくれればまだ楽しみよ…
昨日たまたまお金を下ろすのを忘れていたため、引っ越し代を親に立て替えてもらった瞬間から社会人男としてのプライドを豚に食わせたわたくし。まずは親の金でVa-touxに。先週は男連れ。今日は家族連れ。どんな客だ、と自分に突っ込みを入れつつ僕は猪の煮込…
池の近くの家に越してきたときもそうだった。冷たい空気と高い天井。初めて僕が目を覚ましたときのことを思い出す。越してきたばかりの県営アパートの4階。畳の床とタオルケット。あるのかないのかも覚束なく、下手するとそのまま消えてしまいそうな自分の意…
新居にも手際よく荷物が運び込まれる。近所のデニーズでご飯。そして家に帰りベッドの組み立て。とにかくさっさと寝たい。集中力が続かない、というか続かせたくもない。説明書なしでベッドを組み立て。枠組みは自分でも驚くほどスピーディにできた。素晴ら…
本当にそう呼び合う引っ越し業者のダディたち。シロちゃんの方はわからないけれどクロちゃんの方は黒河内さん。本当にいるんだねえこんな名前の人、と感心しながら手際よく荷物が運び出されるのをぼうっと突っ立って眺める。でも突っ立っているのは疲れる。…
昼頃には引っ越しの準備が大方できあがる。でももう、大方ではなくて完全でないといけない時間。いつだって何だって完全に準備できた試しなんてないのに。そこに西方から母と妹が。プライドとともに荷物を丸投げ。冷蔵庫とパソコンと食器よろしく。
荷造りはまだ終わっていない。小物だらけになったベッドの上で3時間眠った。暖房も照明もつけたまま。ぼろぼろだ。眠い。もう嫌だ。
今から引っ越しは最終段階を迎える。眠る暇があるといいな。
2年間だった。あの日僕は歩道を歩いていた。あのときの会話はよく覚えている。「pinさん、一緒に住みませんか?」としか言われない。僕も「あ、いいよ」と言っただけ。ひどい会話だ。「あ」と言う0.5秒ほどの間に、僕の頭は高速回転していたのか。完璧に止ま…
「辞めた方がいい。3ヶ月中にいれば組織のことは大体把握できる。できないのであれば、それは組織が専門的に情報を隠しているか、君が無能かどちらかだ。どっちにしろ埒が明かないことに変わりはない」。イスラエルの国際テロ学会に公費で参加したことも問題…
学業の方は、というと柴田元幸先生に添削してもらったレポート。「思い込みが強すぎて、というか原文をざっと見ただけであとは自分で考えているので、翻訳というより創作になっている。もう少し原文をちゃんと見ないと、せっかくの(日本語の)文章力がもっ…
新居に本はほとんど運んでしまったが、まだ段ボール3箱の書類が残っている。今まで省みなかったものは二度と省みない。そんなことはわかっている。もう一人の自分とそんな会話をする。もう一人の自分とは、いつだって同じ話しかしない。 学生時代に関わった…
17時までやっているランチ。図々しく16:55に滑り込んで豚ホホ肉の赤ワイン煮を注文。付け合せのマッシュポテトがおいしい。マヨネーズ?と思うほどなめらか。上品なコンソメの味。来るたびに作り方を聞こうと思うけれど未だに勇気がなくて聞けない。すごい企…
半分はやさしさで、半分は非寛容さに対する非寛容さでできている。そういう理解。仲睦まじいカップルを見て心が温かくなるのは、カップルを悪し様に言う人たちへの反感が裏返ったものであったのだろう。でもそんな感情が始まったのは遠い昔過ぎて、今更起源…
阿佐ヶ谷の美容室で髪を切ってもらっている。ドン、と軽度の直下型地震みたいな音。風の塊がパールセンターをぶち抜いた音だ。いい音。でも電器屋のラックが全部ひっくり返っているのは笑えない。美容師さんの手取りが15万割りそうなのも笑えない。「あいつ…
ペルティエのチョコレートタルトとスターバックスのチョコレートバーをがつがつ食べる。そしてコートをはおり、不在配達票と印鑑をポケットに突っ込んで、自転車で郵便局に向かう。風が吹いている。春の風。寒さではないのに服を貫いてくる気温。ざわざわす…
昔っていつですか、と聞くと1年前だったり2年前だったり。学生のサークルの歴史を聞いているような気分で。
赤坂東急ホテル。今は赤坂エクセルホテルでしたっけ。何にせよ彼は巨大な船のように日枝神社の麓に停泊しているわけだけど、今日はその舳先にあるNINJA AKASAKAに行く。アメリカナイズな発音の忍者がお出迎え。高級感のある内装。高級感のあるメニュー(巻物…
自転車で渋谷に行く。とりあえずBUNKAMURAで「モネ、ルノワールと印象派展」。金がかかっているだけあってキャッチーな絵揃い。客層も微妙に違う匂いがするね。さすが渋谷。それにしても今月何枚「睡蓮」を見てるんだ僕は。とか言いつつ「当時フランスでは男…
今日は美容院かレストランに行こうと決意したのは昨晩のことだった。朝起きたら天気が良かったので、自転車でレストランを目指すことにする。しかし閉まっていた。仕方がないのでフランドールでチーズ入りサーモンのフライを食べる。フランドールはアサヒビ…