つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

匠味

 モスバーガーで14時から限定発売される匠味バーガー。匠味と書いて「たくみ」と読む。子供の命名のような不自然な日本語。美しい日本語業界の人々のコメントを聞きたいところだねえ、と列に並びながら歌う。そこは秋葉原モスバーガー。約束の10分前に着いたのにひどい混雑。まるでイベントだねえ、と待ちながら歌う。今度は本当に声に出してしまった。陽射しはうららか。
 長崎の本多さんが作ったというレタス。レタスの中にビーフパティ。皿の上にはソースとドレッシングと棒状のパン、あとレタスのかたまり。皿の前で途方に暮れているひと。デジタルカメラを忘れたことを後悔している僕。でもおいしい。焦げたしょうゆの味がするソース。大豆が醸造されている光景が目に浮かぶほどに。