つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

思案橋

 長崎の夜の街、思案橋。二次会は丸山交番前のバーで。例によって思案橋で飲む日が来るなんて思ってもみなかったけど。
 みんな年を取って丸くなったという話になる。僕から見るとみんなあまり変わっていないようにみるけれど、よく考えると当時の僕はありえないほどすぐ泣くわ逆ギレするわ殴られるわまた逆ギレするわだった。それでも比較的大人しくて冷静で温厚な方だったはずなのだから、逆算すると周囲の沸点がいかに低かったかわかる。
 三次会は友達の奥さんの知り合いのスナック。女の子も友人たちもものすごくテンションが高い。飛び交う様々な一気コール。気がつくと僕も完全に長崎弁しか喋らなくなっている。麦焼酎「かのか」がおいしい。こんなに酒がおいしいなんて信じられない。
 やっぱり気がつくと眠っていた。午前二時に解散。いい結婚式だったよ。とてもよかった。吐きながら歩き、中央橋で親の車を待つ。
 再来週も結婚式だ。有給取らなくちゃ。