つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

二次会と三次会

 二次会はまた思案橋。バスで移動する。通学バスの車内から見えたあれやこれやについて話が弾む。あそこの弁当屋の弁当を「まずい」と言って新居の流しに捨てて帰ったなあ。あそこで万札を10円玉に両替して、小学生を追い払いながらカードダスを出しまくったっけ。どんな景色にも最低なエピソードの一つや二つあるものだ。そういえば母校の教師になった友人が奥様を連れてきていた。奥様は先日成人式。生徒にどう説明したのかこいつは。
 三次会はまた小さなスナック。母校の教師の歌う「さくらんぼ」が可愛すぎて涙が出そうになる。しかしワイルドな新郎兄とクールな新郎と怜悧な美少女であるところの新郎妹とさぞ悪事を働いてきたに違いないと思わせるナイスミドルっぷりを見せる新郎父*1が、みんなギャグのセンスが共通しているのに閉口する。
 何回も死にかけた友人*2の結婚式は終わり、親にまた迎えにきてもらって帰る。家族というのは僕が恐怖を抱いている以上に凄いものなのかもしれないと思う。みんな生きてて、よかった。

*1:でも蓄膿症の手術をしてもらったりと恩義はいろいろある

*2:制限速度40キロの道路で150キロでトラックに激突したときは、薄れ行く意識の中で連絡を取ろうと手を伸ばした携帯が真っ二つに折れているのを見て「もうダメだ」と思ったとか