つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

2004-03-20から1日間の記事一覧

三千世界の鴉を殺し

芥川賞2つの次はライトノベル。男受けしない女性の本。話者が誰なのかわからなくなることが多くてつらい。作品中には美形が多くて素敵。でも不幸なことに僕の前の壁はガラス張りなんだ。8本目のアークロイヤルに火を付ける。顔がでかくて不細工な僕。 ジョゼ…

蹴りたい背中

女受けする男性の本と男受けする女性の本は評価が高い、という先入観がある。先入観が正しければ直観と呼ばれるわけだけど。前者はベストセラーになる。面白いからだ。後者は賞を取る。ためになりそうだからだ。まあ賞とベストセラー化はある程度は同時に起…

蛇にピアス

ベローチェでいつものようにマロンパイを食べ、ブレンドコーヒーをすすりながら読書を始める。本を読み始めるのは苦痛だ。義務だからやっているとしか思えない。風呂だって買い物だって自転車で散歩することだって。眠ること以外は全部そうだ。でももしそれ…

思わず買いそうになった本

バルチックカレーが食べたくなったので昭和通りまで歩く。そのまま秋葉原の書泉ブックタワーにも足を伸ばす。「失敗しない大学デビュー」ISBN:4870315998。デビューマニュアルシリーズという時点でもう素敵。内容もどこまで実用でどこまで皮肉なのか知らない…

「冬休みみたいなもんですが」

東京大学に行く。本日は雨が降っていて最高気温は6度。聖橋の上でバスを待つ。御茶ノ水まで歩く間に指の感覚はなくなっている。いや、正確には感覚が1つだけになっているというのが良いのか。じんじんってうまい効果音だよなあ、確かにそのまんまだなあ、と…