つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

群青日和

 少しだけ眠ってから自転車で渋谷に行った。残暑が厳しい。体がよく乾く。
 タワーレコードで昨日Hubで聞いて気に入った曲を探したけれどさすがに見つからない。東京事変の「群青日和」を買った。キャッチーなメロディだと思った。
 時間をかけて歌詞を聴き取る。そうだね。疑わない僕は嘘だって好い。当事者を回避している。ここまで憤られる側だとすがすがしいなと苦笑する。いや、この苦笑がよくないんだね。
 でも。それは僕が上げる悲鳴でもあるような気がするよ。ふと目を上げると通り過ぎる人影。やれやれ、と大好きな溜息を一つ。