つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

きれいな夜

 一人になって、ちょっと買い物に出ようとしたら、自転車がパンクしている。パンクしたのが昼食直後だったりしたら、会社に遅刻するところだった。
 今思うと、会社に遅刻するという選択肢もちゃんと用意されていたのかもしれない。ひょっとしたら、そのまま休むという選択肢すらあったのかもしれない。でもその選択肢は失われて、もう夜。