つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

いらないったらいらない

 「昨日家のいらないものを捨てていたんですけれど」と上司が言う。「ちょっと捨てられないものがあって、pin君のために持ってきました」。そう言って渡してくれたのは選挙のチラシ。僕と同姓同名の候補者が白いTシャツ姿で笑顔を浮かべている。「さわやかでしょう?」
 僕の二の腕にはこんなに肉がついてませんけれど、と言いつつ選挙のチラシを新卒にスライド。枕の下にでも敷いて寝るといいよ。
 ところで上司、結局誰に投票するんですか?