つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

東京と日本橋

 そのままチョコを見に行く。ケーキを山ほど食べたばかりで喉まで脂っこいというのに。東京駅で降り、大丸の中を歩く。試食しながら。おいしい。少し気持ち悪いけれど。気持ち悪いついでに、一昨日友達が送ってきたチョコの値段を見てしまう。絶句。
 甘いものばかり食べていたからニラ饅頭の匂いに逆にひかれる。そんな感想を述べたらみんな同意してくれた。なのに日本橋まで歩く。目指すはタカシマヤの8階。55ブランドのチョコレートが集まる催会場。
 ペルティエの新しいデザートも魅力的だし、ザッハトルテ屋だと思っていたデメルの緑や紫の銀紙に包まれた板チョコにもひかれる。オリオール・バラゲのショコラは艶やかで高級な文房具のようだ。福岡にしかないパティスリー・フレまでが出展している。とどめに本物のミッシェル・ショーダンがいた。初めて本人を見た。当たり前だけど。