つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

品川とプリンスホテル

 昔のバイト仲間とデザートビュッフェ。先輩と後輩と、3年ぶりに会う奥様。みんな今も何らかの形でバイトに関わっていて、僕だけがそうではない。つまり僕だけが楽して高い金をもらっているということだ。飲食業の現場は重労働であり、絶えず愛嬌と機転と業務改善が求められる。バイトの給料が安いのは、純粋に需給バランスだけで成り立っているからでしかないのだろうと思う。
 みんな風邪気味。それでもグラタンやケーキを食べ、コーヒーを飲みながらバイトの愚痴や子供の話を聞く。娘さんは動物が好きらしい。ディズニーランドに行くよりもレンタルペットを選ぶらしい。親としては通信教育もやらせたいらしい。でも懐事情もあるらしい。
 5時間くらいしゃべってそろそろ出ようとしたら奥様からチョコとハンカチのセットをもらった。僕だけじゃなく、他の2人も。ぽかんとする僕と女性2人。