つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

VIRONの朝食

 外はかりっと中はもちもち、の食感で有名なVIRON。でも中はもちもちっていう食感は残念ながらありきたりなものだ。もちろんVIRONのせいではない。そんなこんなでフィナンシェなのにカヌレみたいな食感であるVIRONは朝食もやっている。各種パンとブーランジェリー2種。そして5種類のジャムと蜂蜜、チョコレートクリーム。ジャム総額1万円以上。ものすごくパンの量が多い。周りは当然のように女性客しかおらず、みんな余りを包んでもらっていた。でもいつ家に帰るかわからない僕は包んでもらうわけにもいかないよ。それにパンがなくなるとジャムが食べられない。
 ブルーベリーとカシスの区別はつくがラズベリーとの区別が怪しい程度の僕でもたぶん幸せになる権利はあるはずだ。ひたすらもぐもぐ食べる。でも神様、一番おいしいのはやっはりオレンジマーマーレードかもしれません。あとチョコレートクリーム。それに蜂蜜。きっと僕は1ヶ月以内に蜂蜜オタクになっていることでしょう。そんな予感がした。もちろん予感なんかではない。
 隣の席の女性が僕が卒業した大学の話をしていた。知人がいないから一度会ってみたい。でもきもいと思う。かといってそんなんじゃないよと頑張っているさまはもっと気色悪い。もちろん僕は無言で、コーヒーのおかわりをすするだけ。