つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

愛すべき上野アトレ明正堂

 22時30分まで開いていてそこそこ大きい。開店一年弱で「世界の真ん中で愛を叫ぶ」をヒットさせるというBOOKS昭和堂に勝るとも劣らない功績を打ち立てる。ノベルスはほとんどない。ノベルスは小説を読みたい人しか読まないし、確かに小説が好きな人、すなわち圧倒的少数派、はベストセラー作りに何ら貢献しない。でも今日は「四季 秋」がなぜか置いてあったので買ってしまう。明正堂に不満はたくさんある。けれど嫌いになる理由はない。そしてすっかり依存。よくある話。これが一つの話になるのではなく、一つの話を作る上での前提条件の一つでしかないほどに。
 すごい勢いで売り出し中の「絵描きの植田さん」。売れることを祈っている。僕は買っていない。「東京湾景」は売れなさそう。僕は買った。