つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

ひとの幸せを祈る

 学園祭の日は、夜も少し騒がしい。講堂を開けてもらって、中に。照明がなかなかつかない。
 参列者が集まってくる。記念撮影の段を組む。そして、照明がついた。広い講堂に響き渡る拍手と歓声、そしてフラッシュの光。涙が出た。
 人生には素晴らしいことがある、と思った。それが他人の人生ならば。