つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

ケーキとお酒

 元上司の結婚式。新しい靴で出かける。あいにく天気は雨だけど。
 元上司は相変わらずかわいく、新郎はとてもいい人そうだった。以前街ですれちがったことがあって、そのときはよく顔を見ていなかったものの、一瞬犬に似ていると感じて、元上司にその話をしたら「わたしもそう思います」と答えが返ってきたことがあった。顔もそうだけど、雰囲気がもっとそうなのだ。愛情と忠義、ときにへたれ、なのだろうか。それはきっと理想的な男性だ。
 新婦も新郎も参加者もよくお酒を飲む出し物がたくさんあった。素敵な会。僕はケーキを食べている。
 やがてお開きになり、みんな外に出て歩き出す。解散かと思ったら、そうではない。行き先は大学。お二人が出会った場所に。