つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

mustle beach

 2時間くらい待ってようやく会場に入る。筋肉を掻き分けて一度外へ。屋台で腹ごしらえをした後、フロアに出て少し踊る。やはりここの巨大スピーカーは素敵だ。音を射出するときの振動はまるで大砲。衝撃波が体を貫通していく。
 プールサイドには男性だけドレスコードがあって、水着もしくは上半身裸。なんで女性はドレスコードないんだと怒鳴っている人がいた。確かに女性が露出したところであまり問題のない空間ではある。どうせなら同じテンションでいたいよね。
 しかし振り返ってみると、同僚たちはプールサイドの肉体の海に完全に恐れをなしていた。まあ僕だって会社のエレベーターの中に半裸の男がひしめきあっていたら乗りたくないもんな、と思いつつ同僚たちを引きずって中に入る。agehaといえばプールですよ。それにプールサイドの奥から見る景色がきれいなんです。とりあえず端っこで見ててください。
 プールサイドでは数百人が踊り狂う。しかし実際にプールの中で踊っている人たちは数名だけ。飛び込んできたら、と言われた。本気で言ってるんですか?
 じゃあ服持っててください。下に水着着てるんで。