つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

記念すべきフットサル

 上司がぽつんと聞いてきた。pin君、次のフットサルっていつでしたっけ?
 京王線に乗って遠くの町までやってきた。住宅街と緑の小道。日陰も坂道もあって、子供にとってはきっと楽しい通学路なんだろうなと思う。当然フットサルコートなど見えない。迷子なら迷子でいいよ、このまま写真撮ってていいですか。
 なのに不必要にやる気あふれる同期により道は開かれ、結局僕たちはフットサルコートに着いた。やれやれ役職者だらけだ。しかもとんでもなくやる気だ。息が合ったプレイに驚き、息が予想以上に合わないプレイにも驚く。ところでうちの新卒が、偉い人つぶしてますけど大丈夫ですか。
 ふと振り返ると、方向音痴の上司が道を聞かずにたどりついていた。私だってやればできるんですよ、と熱弁する上司に素直に感嘆する。ハートの髪留めがかわいいですね。