つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

月島のもんじゃ

 夕方、会社の先輩と月島で待ち合わせ。自転車に乗って有楽町まで行き、それから有楽町線に乗り換え。それまで財布を忘れたことに気づいていない。
 汗だくになって家まで戻り、神田から電車。少し遅れて月島駅に着き、地上に出るともうすっかり夜。華やかなもんじゃだけの商店街の入口で、サングラスをかけた先輩が待っていた。香港にこんな人いたような気がする。
 無理矢理上座に座らされ、もんじゃを食べつつ弱いお酒を飲む。でもすっかり酔った。先輩は自分の戦略を語り続け、思い出したように僕をほめてくれる。一度ほめだすとそれはそれで止まらなくて、すがりつかれるような期待の言葉を次々に浴びせられる。まるでおじいちゃんに期待をかけられる小学生。とても嬉しいです。もっとほめてください。
 結局もんじゃはまたも全部先輩の奢りで、僕も誰かにご飯を奢らないといけないのかなと思う。少し首をひねりつつ。