つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

Five comic I read to a lot, or that mean a lot to me

 よく読む、または特別な思い入れのある5つの漫画。すなわちよく読み、かつ特別な思い入れのある漫画。

東京BABYLON―A save for Tokyo city story (1) (ウィングス文庫)

東京BABYLON―A save for Tokyo city story (1) (ウィングス文庫)

 「東京BABYLON」。中2の夏にこれの4巻を手に取ってしまったのが全ての始まり。自分で責任を負えさえすれば、誰を好きになろうが嫌いになろうが生かそうが殺そうが構わないのだなあと思った。遅かれ早かれそういう考え方はするようになっただろうと今では思うものの、この本が契機になったことの意味は少し考えてしまう。ちなみにこの本を読まなければ、たぶん東京を愛しはしていない。
「アーシアン」別巻「秘密の花園」 (創美社コミックス)

「アーシアン」別巻「秘密の花園」 (創美社コミックス)

 「アーシアン」。ダ・ヴィンチ創刊2号の紹介記事を読んでこれの5巻を手に取ってしまったのが全ての始まりその2。もし最初に読んだのが1巻だったなら。絵もあまり好きじゃないしストーリーもたるすぎるしで何の興味も抱かなかっただろうに。今となっては1〜3巻のたるさがいいオードブル。完結版の「秘密の花園」はすごすぎ。
Worlds―藤崎竜短編集 (ジャンプ・コミックス)

Worlds―藤崎竜短編集 (ジャンプ・コミックス)

 「WORLDS」。藤崎竜短編集。「魁!男塾」や「JOJOの奇妙な冒険」や「聖闘士聖矢」や「花の慶次」を愛していた*1子供の心に無理矢理割り込んできた「SHADOW DISEASE」のインパクトたるや。細くてくっきりした線、ハッピーしゃないエンド。これこそが求めていた漫画だと思った僕。思えば当時はまだ小学生。
HELLSING 5 (ヤングキングコミックス)

HELLSING 5 (ヤングキングコミックス)

 「ヘルシング」。エロ漫画の頃から好きだった平野耕太。かっこよすぎ。そんな構図ありか、そんな台詞ありかといつも思う。ウェーバーの魔弾の射手をネームにしてるアクション漫画って一体。
こどもの体温 (ウィングス・コミックス)

こどもの体温 (ウィングス・コミックス)

 「こどもの体温」。よしながふみの短編集。人にあげてしまったため、今回挙げた中で唯一自宅にない漫画。空白での感情の表し方が巧すぎ。能ってこんな感じなのかなと思う。僕の中における日本文化の精粋。

*1:もっとも今でも愛している