つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

その上はわからない

 図に乗ればしっぺ返しを食う。僕の人生はいつだって因果応報。教育的に望ましい人生だと言える。
 コスト削減の委員会に行く。この度体制が激変したので意見をメールで送っておいた。そしたら委員長に全文朗読された上に「pin君の意見はよくまとまっていると思いますが、玉石混交で」と前置きされて木っ端微塵に粉砕される。おいおい今どこに玉があったんだ。
 送られてきた議事録は、当然のように僕のメール全文掲載。先月の議事録でも僕が半分くらいしゃべっていた。一人で気まずくなっていたら、上司と同僚が部署長に呼ばれて本当に一人になった。
 何だろうと思ったら、秘書課に意見をした件をとがめられたとのこと。マネージャーでもないのに上の方針に疑義を呈するとは。一体どういう教育をしているのか。この一件で部署そのものの評価が大分下がりましたよ。
 えっと、僕こないだの委員会でもっと他部署に首を突っ込めって叱責されてきたんですけどね、と言いかけて引っ込める。下っ端のメリットは責任を取らなくていいことだ。分をわきまえてさえいれば。
 同僚が泣くときはほとんど悔し泣きだと言っていた。僕もそうでした、とコメント。