つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

福岡へ

 遅い朝食を摂りながら母親と雑談。町村合併により西彼杵郡が消滅していることに気付き驚く。「名」という「字」に当たる行政区画も無くなっていた。大分住所の難読度が下がったことになる。もっともわが多良見町を吸収した諫早市が、難読でないかどうかというと微妙なところではある。
 早めに福岡に行き、天神のパティスリー・フレでホワイトデーの買い物。店員と客の一人が話していた。「私どもは女性がどんなものをほしがるかはわかっているつもりですが、男の方が何を女性に贈りたがるかはまだまだわかっていませんから」。棚には溜息が出るほど美しいお菓子たち。プロの仕事だ。上司用のプチケーキと会社用のマドレーヌと友人と自分用のマカロンを買う。
 その後西鉄のビルで地元イラストレーターのポストカードを買う。大都市でありながら地域色も確固としてある博多は本当に便利な街だ。ロッテリアに入って手紙を書き、マカロンを同封してそのまま郵便局に投函。郵便局には福岡ソフトバンクホークスを全面的に応援する旨の垂れ幕がかかっている。市役所ならともかく郵政公社は全国的な組織ではないのかと思ったが、まあ全国的にソフトバンクホークスを応援するならするでそれも悪くない。
 時間が余ったので友達を呼び出してお茶。久々に会った友達は研修医に成り立てで、明らかに肌が荒れていた。同級生の女の子の肌が荒れているのがこんなに悲しいとは思わなくて動揺する。