つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

どうせ天気は悪くなるのに

 昼まで陽射しが強い。乾燥した肌に太陽光線が突き刺さり、はがれたコラーゲンの裏が熱を持つ。子供の頃は確かに皮膚の表面で止めていたのになあ。いつか骨まで光が刺さる日もくるのかなあ。まあその頃には墓の下か。墓があれば。
 東大本郷キャンパスの一角では、パイプが組まれていた。この骨組みの上に入試の合格者を示す板が掲げられることになる。もうそんな時期か。