つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

福岡着長崎行

 飛行機は福岡空港に着く。福岡空港は博多のすぐ近く。窓から外を見ているとまるで街の中に降りていくように見える。僕の知る中でもっとも華やかな夜景の一つ。
 なんとか最終の指定席を取ることができた。JR九州がやっているパン屋でパンを買い込み、kioskで本を買う。一人で長距離移動するときに、本が切れるほど怖ろしいことはない。少しでも気を緩めたら生活の全てが強迫観念で覆い尽くされることを知っているから、あまり習慣は作りたくないのだけど。
 本を読んでいると諫早駅に着いた。両親が迎えに来てくれている。