つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

東京に雪が降りました

 朝、家を出たときは雨だった。家を出たのはOAZOに「ヘルシング」の最新刊を買いに行くため。OAZOに着く頃にはぼたん雪になっていた。
 六本木のAXISビルで待ち合わせしたはいいが、AXISはすでに年末休暇。やる気あるのかと憤る。自分も昨日仕事納めだったのに。それにしても寒い。打ち捨てられたスクーターに雪が積もり始めた。
 雪の中にたたずんでいたら、外国人の女の子2人がはしゃぎながらやってきた。身振り手振りで写真を撮ってくれという。久々にデジタルではないカメラを渡され、植木の前に立った2人に向けてシャッターを切る。嬉しそうに走り去る子供の後姿。
 もし好きじゃなくなったらどうしよう。無数の恐怖の中でもそれが最大の恐怖。そんなことを考えるなんて。いくら蔑まれても仕方ない。
 雪は激しく降っている。初雪ってもう少しかわいらしく降らないかね普通。