つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

仕事納め

 夕方、仕事を中断して本社フロアに集まる。今日は納会。一年の仕事の終わり。僕は自分の会社が大好きなので、こういう節目にはそれなりの感慨を抱く。今年は何回終わりが始まったと思ったことか。来年もどきどきしたいものだ。
 寿司が振舞われたが、残り3分の1くらいになると遠慮して誰も手を出さなくなる。そんな構図が見えたので、こっそりテーブルを回ってお腹を膨らませる。残飯処理のつもり。
 自分のフロアに戻ると、今度は夕礼。長年(といっても4年)勤めた大先輩が退職する。席は近く、仕事は関連があったりなかったり。僕は可愛がられていたのだと思うけれど、直接の上司だったら喧嘩が絶えなかったのではないかとも思う。あくまで仮定の話、ではあるが。
 次にやることは決めていないらしい。そうですか、としか言えない。僕は彼女の影響力が次第に削がれていくさまを見届けたのだと思う。それも推測でしかないが。