つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

ドナドナ(午前)

 今日は月に一度の上司との個人面談。今更特に話すこともないですね、と終わってしまいそうだったので、上司が突然入籍したのはできちゃったからではないのですね、と確認を取ってみる。なぜか知らないけどその質問いろんな人からされるんですよね、と上司。普通すると思います、と僕。
 上司いわく。今までも結婚後働いている女性はいたけれど、それは平日は妻が一切家事をしないというような状況でも理解してくれる夫だったから。夫が特別理解がある人でなかったとしても、結婚した女性が働きやすい職場にしたい。わたしはその一号というと大げさだけど、まあ頑張っていこうかな、と思ってるんです。
 逆に、結婚のご予定はないんですか?と聞かれる。どうせならみんなが幸せになったのを見届けてから辞めたいです、いくらでも相談に乗りますよ、と上司。いやあ、と僕。言えませんよ、とは言わない。
 その後普通に仕事をしていた。突然上司に焼きたて!!ジャぱんを知っているかを聞かれる。
 知っていますと答えたが質問の意図が不明すぎる。説明を求めようとしたら、別の部署のマネージャーがやってきた。資料作成ができる人を探しているらしい。誰々は資料作成に慣れている、誰々はグラフが得意、という話を上司から聞いて、一時は帰っていったがまたすぐ戻ってきた。「pin君は?」「未知数です」。身も蓋もない回答をする上司。
 なのに「ちょっと借りるね」とそのまま本社フロアまで連行される。えっと、あの人がいるところですよね?