つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

純愛サプリメン

 ようこそスムルースの、ライブ。
 という名のコンパへ! 皆さん、恋をしましょう!
 スムルースのCDジャケットは遊び心に満ちている。「京都中部、手つかずの大自然が守られた広大なUTSUBO公園の中の特別な地層でゆっくりと培養されたスムルースは、treasurevoxの厳重な基準で一切外気に触れず採音、パッケージング。殺菌などの加工は行われていません」。これがジャケットの帯。裏には49才国際弁護士(黒人)の感謝の声がカラー印刷で。帯とか平気で捨てちゃう僕だけどこれは捨てられない。保存方法はCDラックで。「決して凍らせないでください」。そうですか。
 そして本日。アルバム購入特典のインストアライブに行った。徳田が敬愛するクレージーキャッツの曲*1とともに入場したと思ったら、冒頭の台詞。いきなり面白い。なんだこの人たち。バカか。最高。そして1曲目は「帰り道ジェット」。目を見開く。叫び声がとてもきれいだ。
 ギターのスキルとかライブのお作法とかわからないから知らない。とにかく面白かった。徳田は仏頂面で一言一言区切るようにしゃべる。脈絡なくメンバー紹介を始める。ドラムは暴言を吐きまくる。あははーお前らそこ笑うところちゃうやろほんま頭おかしいんとちゃうかーすんませんすんません。
 「先ほど!照れ笑いの人生もいいと申し上げました!しかし残された曲数は限られております!そんなことを言っている余裕はございません!」ライブは大盛り上がりの中進み、締めは「非常にイェイね」。徳田が巨大なボール紙を掲げて叫ぶ。「あなたがたに!最後に一言だけ伝えたい!」そしてマジックでボール紙にタワレコと大きく書く。「タワーレコード!」そしてボール紙をひっくり返し、線を付けて加えて書きなぐる。できた文字は。「一期一会ー!!」えー!なんだそれー!
 どうしよう。はまってる。僕もいい年なのに。お客さん女の子ばかりなのに。

*1:だまって俺についてこい