つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

なんでわたしと同じだけ年を取るの

 「あなたも大学院に行ったら? でも勉強向いてないもんねあなたは」。いつもは残さない留守電を残した父に敬意を表して電話をかける。弟が大学院に受かったらしいですね。というか本人から聞きましたけど。
 母と話す。合格通知の郵送が遅いことに腹を立てた父は危うく福岡まで行ってしまうところだったらしい。お父さんは子供思いで、時々変な行動力を発揮して周りをあっと言わせることがある、と。結局改札を通ろうとした瞬間に弟から合格の電話が入り、切符代は無駄にならずに済んだらしい。何だかいい話ですね、と僕。
 父とまた話していたら妹が帰って来ないんで電話を切るよと言われた。妹のバイトは21時に終わる。今は22時30分。団地の下のスーパーから団地の上の家まで、寄り道するところなんてない。まあ彼氏か友達ですね。でも電話を切って風呂に入り、風呂から出たらまた電話をかけてしまう。妹は帰ってきていた。
 ハラハラとかドキドキではなく、別に眠れないわけでもなく、逆に眠いくらい。ただ気分が悪いだけ。さびしさもそうだけど、本で読んだのと違いすぎますね。はは。もう25歳なんですけど、こんなこと言ってる。