つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

丸に夏雨

 願書をあまりきれいな字では書かず、外は小雨だったのに駐輪場から出した自転車を戻すのがもったいなくてそのまま郵便局に行った。しっとりとした願書。殴り書き配達記録で投函。受かる気があるかないかってこういうところに表れるんだよと僕が高校教師なら言うところ。言うだけだけど。
 あーあ。国立近代美術館まで歩いていかないといけないのかあ。一度家に帰り、自転車をしまう。かわりに傘を。傘を広げ、中棒を鎖骨に軽く当てる。傘は邪魔。しかし嫌いなわけでもない。