つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

BLANKY JET CITY 1997-2000

 後輩の誕生日をぐだぐだと祝っていた。というかぐだぐだと過ごしていた。われながら迷惑な話だ。すると電話が鳴った。自転車で走ることになるらしかった。一緒に走ることにした。途中まで。
 右に左に疾走しながら白山通りで別れた。信号が変わった途端自転車は夜の彼方に飛んでいく。これで彼が事故ったら、僕は一体誰に対してどれくらい申し開きをすればいいんですかね。溜息と苦笑を一つずつ。
 「SATURDAY NIGHT」を口ずさみつつ帰る。一昨日借りたばかりだったけどすっかり気に入っていたのだった。