つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

東京食堂

 荷物をスーツケースに詰め込んでお出かけ。とても暑い日。でも東京駅まで歩かなきゃ。5分くらいして会社の前を通過する。スーツケースのグリップがちぎれた。
 ただの箱と化したスーツケースを抱え、ミクニの東京食堂へ。東京駅の丸の内側でコストパフォーマンスに優れた食事を摂るのは極めて難しい。でも初めて入る東京食堂は悪くなかった。そんなに混んでいなかったせいかサービスが異常に早い。ウェイターに水を頼む。近くにいたピッチャーを持ったウェイターが自然に近づいてくる。料理を下げている途中のウェイターに注文を頼む。近くにいたウェイターが自然に近づいてくる。これは僕じゃないけれど、箸を頼んだ客がいた。自然にバーカウンターにいたウェイターが近づいて箸を渡していた。どういうフォーメーションだ。一気に涼しくなる。
 豚バラ肉のベトナム丼を食べる。金も時間もないから。まずくなりようがない料理ではあるが、ちゃんとおいしかった。ついプリンも食べてしまう。これもおいしい。今度ゆっくり来よう。ごめんなさい、今日は海に行かないといけないから。