つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

いつか見れるのもう一度

 5時20分、渋谷発の半蔵門線。ドアが閉まる前に初老の男が駆け込んできた。ふと初老という単語が頭に浮かんだ自分に首をひねる。ああそうか、初めて会ってからもう7年経つのか。いかなるアンチエイジングでも無効というわけにはいかない時間だ。というか何でいるんですか。
 常務も送別会であったらしい。昨今の人事異動の意外な激しさを興味深く聞く。まあ時間が経てば変わるか死ぬかはするということですね。大手町駅で二人とも降りてそこで別れる。でも家に近い方の出口は開いていなくて、開いている出口は会社の前。