つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

ストーリーテリング

 カール列車砲の直撃を食らったかのごとくチャンピオンの感動が木っ端微塵になったところで、本題に入る。日が傾いてきた。
 ダメすぎる人間たちの話、とある。まあ確かにリアルにダメだ。少年は自意識過剰だし、ドキュメンタリアンはうざいし、子供はむかつくし、貧乏は根強いし、僻みは消えない、嫉妬も消えない。ああ、それってダメすぎるんだ。微笑。
 ショッキングな体験をみんなの前で話したら当の加害者に普段の話よりマシだな、と鼻で笑われる。加害者は黒人教授。女の子は身障者の彼氏にふられたばかり。コンプレックスだらけ。ここまで極端なのは珍しいね。でもここまで極端じゃなければ、いつでも首まで浸かっている気がするんだ。ミネラルバランスのように、1%でも狂えばたぶんこうなる。だってガス管をひねるだけなら子供でもできるでしょう?