つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

粗茶をくれるらしい

 五月祭はOBが集まる場でもある。去年は届かなかったお誘いのハガキがなぜか今年は届いた。これで僕も一人前の年寄りということだ。いそいそと出かけていく。今日も暑い。
 ビールを少しだけ飲み、寿司を食べるだけ食べて逃げ出す。若い子に遊んでもらうために。こんなことをしているうちにどこにも居場所がなくなっていくのだろうとは思う。安田講堂のステージから鳴り響くバンドの音。結局粗茶は飲まずじまいだった。