つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

意識的に触れないようにしていた

 水俣/川崎展を見に行く。自分が当事者じゃなくて良かったと思う。それは恥ずかしいことだ。でもどうにもならない。何がどうにもならないのか。何もわからない。戦争よりも更にわからない。水俣の図の作者に丸木位里・俊夫妻とあるのをを見れば原爆の図を思い出すし、犠牲者の顔写真が並んでいるのを見ればひめゆり部隊のそれを思い出す。人間は死ぬ。しかも一瞬では死なない。