つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

平日は不思議

 会社を早退するまではなんとかなるかも、と思っていたが会社を出た途端に足がふらつく。熱は37.6℃くらいしかなかったのに。年を取ると微熱でもこんなにふらつくのか。とショックを受けていたら、実は平熱が35度くらいしかないというオチ。小学生の頃は平熱37℃近かったのに。道理でエネルギー代謝が悪いわけだ。道理で太るわけだ。とそっちの方がショック。頬はコケ気味。
 気力を振り絞って病院に行くと、そこはお年を召したレディたちのサロン。長い待ち時間だが、レディたちは「〜さんも来るって約束してたのに、急に風邪をひいたとかで来れなくなって」と新聞の投書欄のようなネタで笑わせてくれる。生き延びた者こそが勝ち組なのだ、と思い知る僕。AERAの負け犬論争を読みながら。
 先生は相変わらず小学校の頃の塾の先生に似ていて、とても親切。診療後点滴を受ける。点滴を受けている間は暇なので溜まっていた携帯メールの返信を返しまくり、ついでに写真も撮りまくり。幸せな患者だ。でも気分は悪いまま。点滴を受けた後も気分が悪いのは初めてで、これもまたショック。
 コンビニの前を通りかかると中学生が一人たたずんでいる。店内には同じ学校の生徒がたくさんいる。こういうことはよくあったような気がする。でも考える気が起きない。やがて中学生たちがコンビニからぞろぞろ出てきて、待ってた中学生は笑顔で、でも少し足早に先頭を歩く。