つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

伊豆の挨拶

 膝はもちろん痛いが、それほどでもない。風呂に入って着替え、表彰式とえらい人の挨拶。
 東大の先生は誇らしげに語る。伝統あるマラソン。国際的な大会にしたい。女性参加者が1名しかいなかったのでもっと増やしたい。などなど。
 それに対し、自治体から派遣されたお役人はこう語る。さすが東大の人は頭がいいだけあって、まともな人間では考え付かないコースを考え付く。海岸往復でも結構きついのに、山を一つ越えるコースなんて正気とは思えない。これまで大きな事故が発生しなかったことに感謝すべき。国際的な大会なんてとんでもない。女性参加者が少ないというが、1人でも参加があったことを奇跡と思うべきだ。
 笑っていいのか困る。笑う気力もあまりなかったわけではあるが。