つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

エイプリルフール

 あれほど資料の日付を書き換えていたのに、今日は月の初めだから忙しいとわかっていたのに、今日が4月1日であることに気付いたのは午後4時だった。何も思いつかない。
 職場を快適にするという高邁な方針の下、先日観葉植物が事務所に運び込まれた。同僚は「枯れたらかわいそう」と短くコメントし、上司はいつものようにふるふると首を振った。
 上司が席を外しているとき、案件の決済待ちをしている同僚とそんな観葉植物を眺めていたら「そこの二人」と鋭い警告が飛んできた。振り向くと上司が席に戻っていて、幼稚園の先生並の注意をした自分に爆笑している。みんな笑いが止まらない。