つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

午前

 朝起きる。つまり昨晩は無事家にたどりついたということだ。しばらくすると携帯が振動する。今から時間ありますかという後輩からのメール。近くに来ているらしい。夜間歩行中のメールによると後輩も昨日渋谷で飲んでいて、ぎりぎり終電に間に合ったとのことだった。短時間にニアミス2回。いや、今から会いに行くからもはやニアミスじゃないか。
 三省堂の前にいた後輩はスーツ姿。3つ下ですら相手がスーツ姿だと気後れするんだなあ僕は、と変な感心をした。朝食兼昼食のために最近できたモスバーガーに入り、窓際の席に座る。陽射しはうららか。
 就職の話をしつつ、うちを経由して八丁堀まで歩いていく。だんだん気後れがなくなってきて、逆に保護者の付き添いのような気分になってきた。