つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

今日の仕事

 仕事を与えられる立場は気楽。その気楽さが重圧。とかいいつつ今日の帰りは0時20分。重厚なビルの地下中心を通る時間外出口への通路は、ピラミッドの玄室へ続く細い通路に似ていることに気付いた。ピラミッドの中なんて見たことないけれど、想像したことなら無数にある。冷たい石の床で眠るのはひそかな夢。ぼろぼろになって倒れて。床を温める力が自分の体温にないことに絶望しながら。
 そんなイメージを幼少の僕に刷り込んだのが聖闘士星矢と世界の歴史13巻「第三帝国の興亡」である、ということに気付かなければもっと幸せ。でも僕は気付いてしまうし、今でも神社の賽銭箱にはいつも13円を投げ込んでいる。
 外に出ると冬。当たり前だけれど。