つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

わたしたちは話を聴く

運転免許の講習に出かけた人が、教習車に乗り込んだ瞬間発作に襲われた。封印されていた記憶が蘇ったからだった。 彼女が高校1年生の頃、一緒に生徒会の委員をやっていた女の子がいた。彼女もその子も人付き合いが得意ではなかった。初めて会話らしい会話を…

わたしたちは歩いて食べる

荻窪で降りようとした僕を、中央特快は三鷹まで連れて行く。 クール・ピューでランチ。Bagleで立ち食い。パン屋ではカレーパン。荻窪から阿佐ヶ谷まで、歩きながらたくさん食べる。 T字路の突き当りでは大きく窓を開けた洗濯屋が仕事に励んでいる。白いシャ…

記憶が愛であるならば