つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

この日記について

 この日記は、新卒入社した会社での1年目の終わりから3年目の終わりにかけての、約2年間について書かれている。日記の更新は遅れがちで、1ヶ月前の日記をさも昨日のことのように更新することも少なくはなかった。今日に至っては、5年前の更新をしている。日記という概念に対する挑戦とも言うべき試み。ではなく、単なる怠惰さの表れであるが。
 前の会社の会長が、新卒1年目のことはものすごく鮮明に覚えているが、2年目3年目のことはびっくりするほど覚えていない、という話をしてくださったことがある。これは本当にその通りで、私もびっくりした。幸いに、たまたまこの時期の日記を付けていたために、私はこの時期のことを思い出せる。
 それにしても、私は成長しない。むしろ退化している気すらして、少し笑える。人生が3周目に入る頃には、多少の成長を実感できているといいのだけれど。