つらぬくような軽いいたみ

毎日は書くことができない日記

今日もまた

入社して最初に仲良くなった同期の送別会。面白い会社だった、という話で大盛り上がりする。自社を面白がれる人が去っていく。良くないことなのかもしれないし、長期的に見たら意外に良いことなのかもしれない。今は判断がつかないが、まあかなしいことでは…

寒い日に焼肉

渋谷でデジカメを探す。ソニーのcybershotに買い換えることにした。これまで使っていたカメラをもう使わないのだ、と考えると、喪失感のような罪悪感のような思いにとらわれる。 その後新宿に。ついに焼肉の約束を果たす。焼肉はおいしい。彼氏を見ている彼…

白い部屋に合う匂い

西濃運輸に起こされる。人のいいおじさんだった。こういう人に起こされる生活もよいものだ。 オゾンノートのお香がほしい。お香やら香水やらのページをずっと見ている。

記憶が愛なら

誰かの誕生日だったような気がするが思い出せない。誰かわからないけれど、ごめんなさい。

目撃する

同僚が長いこと戻ってこない。戻ってきた同僚の脇を通ると、ふと泣いていることに気づいた。なぜだろう、と思ったものの、これもまた聞けずじまい。

目撃される

土曜日に一緒に歩いていた女の子、ありゃ何だ。と営業系のマネージャーに聞かれた。何のことだろうと思って、ああ後輩か。と気づく。 彼女募集中と評判のあなたこそ土曜夜の銀座コリドー街で何してたんですか、と聞きたかったが、聞けずじまい。

今日の悪夢コーナー

今日は全身の血管を引き抜かれて光ファイバーに差し替えられる夢。献血用の太い針を出し入れされる感覚、の全身版。倒錯的な快感、と思える人もいるのかもしれないとは思ったが、わたしには無理でした。

現実も冬の薄日で少しセピア

小雨が止んだ。寒い。悪夢のせいで、眠い。 メガネを買う。茶色の、アンダーリムのセルフレーム。メガネを試すときは、当然度が入っていないものをかけることになるため、メガネをかけた自分の顔はよく見えない。そこで僕が自分のメガネをかけた状態で、店員…

少しセピア色の悪夢

それにしても最近は普通に悪夢を見るようになった。今日はオフィスの入ったビルが、剣術の達人が木を切るときのように斜めに切られ、隣のビルを巻き込みながら崩壊する夢。 同僚にメールしたら、随分な悪夢を見るね、私まだ死にたくないよ、と返事。そりゃそ…

温かくて胃にやさしい

飲み会にも行かず、さっさと家に帰って寝よう。と思っていたが、結局大学の後輩と二人でご飯を食べることに。銀座のコリドー街をうろつき、お茶漬け屋に入る。 私が彼女の彼氏に焼肉をおごる約束をいつ果たすか、相談。

神宮外苑にて

坂を上ると、スケートリンクと一体になったフットサルコートがあった。スケート用と思われるタイツをはいた子どもがたくさんいる。 今日は会社のフットサル大会。とはいえ、今日は体調も優れないので見学だけにします。同期チームとか普段一緒にフットサルや…

体の言うこと

天ぷらそばを食べたら相当な胃痛に襲われる。そうなる道理もわからなくはないが、風邪のときは食べたいものを食べるのがいい。と体が言っている気がしたんだよ。 そしてグラタンコロッケバーガーをテイクアウト。自棄じゃないよ。

手足をもがれる

面白いなと思うこともあったけど、今日は基本的に風邪。思考を集中することができない。ゲームとかでよくある呪文の妨害ってやつをされるとこんな感じなんだろうか。わたしは何を唱えようとしているのでしょう。 そんな中、後輩もチームから抜かれた。そりゃ…

口から先に

関係が深い部署の新マネージャーから「出身長崎なの?」と聞かれた。なぜ、と聞いたら「いや聞いてみろと言われたから」。そうですか。お互い適当。

中移動

重い荷物を持って移動するのは嫌いだ。自業自得って言葉も嫌いだ。 今日は学園祭の日。だけど学園祭が行われているキャンパスには行かず、クリーニング屋とケーキ屋に行ったあとは、学園祭が行われていない方のキャンパスに。ちょっと調べものと探しもの。 …

今日もまた

関わりが深い部署の人の送別会。送別会が多い。 ゲイ疑惑をかけられているらしい。メゾン・ド・ヒミコという映画の、柴崎コウが演ずる役の父親役(ゲイ)に似ているらしい。 僕はゲイでもなければ柴崎コウのような娘をもてる気もしないが、仮にそんなことが…

無策

先週も自部署で異動があったので、気にはしていたのだが、今日ついに自チームから同僚を抜かれる。流れが見えなかったわけでもないし、もちろん拒否権があるわけでもない。 苦笑は、普段は困ったときの微笑、程度。でも今回は、口の中に苦味がある。

お腹が空かない

今日は早く会社を出た。しかし憂鬱。何一つ後悔していないのに気持ちが沈むのはどうしたらよいのでしょう、と風呂で考える。1時間経過。 部屋を掃除してみた。少し元気になった。

美女と愚鈍

エレベーターで2人っきりになることもあるだろう。それを期待しているのか恐れているのかわからないまま、その日を迎える。優雅な身のこなし。微笑。おひさしぶり、おげんきですか、というごく普通のあいさつ。 自分のフロアに着き、僕はエレベーターを降り…

今日のパソコン

パソコンの画面が突然真っ赤に。 「急速に広がる脅威を止めることができません」というメッセージが出た。そんな報告はいらない。 いや、ないよりましか。

メゾン・デュ・ショコラ

リゴレット・ノアール。シルビア。モンブラン。 そしてまた平日が始まる。

ピエール・マルコリーニ

ひたすらチョコレートを買う。 サンドリヨン・レ。エクアトゥール。ベネズエラ。エスカルゴ。

ケーキみたいな一粒

かなしい かなしい かなしいんだね

ハーモニカが走る「ひとつふたつ」。つんざくようなジングルベル!の絶唱「ふたつのプレゼント」。そして「てろてろ」。一曲ごとに背筋が凍る。その中でも一番印象に残ったのは、次のシーン。 でもみんな妖怪なんですよ。心は。一人ぼっちの。私もそうです。…

矢野絢子ライブ『窓の日』

「青山月見ル君想フ」にて。このライブハウスの名前をどうしても逆に覚えてしまう。君見ル月想フ。 会場は混雑。席が足りなくて地面に座っている人もいる。 お尻は痛くないですか。 何もしてあげられませんけど。 矢野さんのつぶやくような口調。この人のM…

パティスリーSATSUKI

ニューオータニは迷宮。連なった廊下を歩き、階段を一つ二つ昇ると何階にいるのかすぐわからなくなる。全てのものが大きく見えた子供の頃の感覚を思い出す。 ライブまでの時間、SATSUKIでケーキを食べる。でも品薄だし、落ち着かない。あまり金のない大人は…

夜更かし

他チームのマネジャーと同僚と三人で飲む会。よく笑うマネジャーは、笑いが収まるかと思った瞬間に一段と高い笑い声を上げる。あはは、あはは、あは…ふはははは! 地球人であるわたしたちを完全に取り残す、それはまるで二段ロケット。もはや笑うしかない。…

小雨

横断歩道を早足で渡っているとき、彼氏が嫉妬しているっていう話が聞こえたような気がした。それも笑うところだったのだろうか?

手を伸ばせば届く距離の電話

そんな平和な一日の終わりに電話が一本。出た瞬間に大爆笑が聞こえる。ずっと大爆笑しか聞こえない。どうやら飲み会の帰りに一人で歩いているらしい。うちの近所を。 泥酔して電話をかける先が僕ですか。 駅までの道を案内しようかと思ったけれど、結局無事…

アルコール

今日も胃が痛いけど、家に帰ったあとはチョコレートケーキを求める旅に出る。もう夜。選択肢があるわけではない。ぱっとしない駅前のケーキ屋で、仕方なしにキリッシュタルトを買う。 でもおいしかった。キリッシュの風味が生クリームを冷たく感じさせる。濃…